西山自然保護ネットワーク<会員専用2>
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2020 年の秋の作業と新型コロナウイルスへの対応について 2020 年 9 月 26 日
西山自然保護ネットワーク 代表 宮崎俊一、中河洋介、槻木勝
1.はじめに 7 月に「新型コロナウイルスへの対応について」の会の方針を出しました。国の「新型 コロナウイルス感染症緊急事態宣言」解除後、種々の社会活動も緩和されてきました。
まだ新型コロナウイルス感染症が収束したわけではありませんが、当会も緩やかに会の 活動を開始します。 8 月 1 日発行の「西山自然保護ネットワークニュース」に秋の手入れ作業計画日程につ
いて、「10 月から 11 月に 4、5 日程度を計画予定」とお知らせしました。新型コロナウイ ルスへの対応として、今年は昨年のような大規模な作業ではなく、規模を縮小して行い
ます。 昨年は伐採木の後片付け、笹刈取り作業など 8 日間、延べ 148 名と多くの方が参加し、 作業をしました。今年は新型コロナウイルス感染症が収束していない中での作業となり
ます。基本的には最低限の作業に絞り、少ない人員で可能な作業を行います。 今回の新型コロナは、誰しもが経験したことがなく、先行きも不透明な状況となって
います。そんな中ではありますが、この困難を新しい企画や活動内容などを考えたり、 一人ひとりが学びを深めたりするよい機会として、乗り越えていきましょう。
2.作業計画概要 (1)コナラ林再生のための伐採はしません。観察路沿いのかかり木、枯れ木など倒木によ り危険が予想される樹のみ伐採します。
(2)笹刈りや下草刈りは、観察路から3m以内に絞って、今年はそれ以上に手を入れるの をやめて、来年(2021 年)に回します。伸びてきた笹や草木により、来年のカタクリの
群落の美しさは味わえないかもしれません。また笹や草木に埋もれたカタクリは、十 分な日光を浴びることができず、来年(2021 年)の開花株は少ないかもしれませんが一
時的な問題と考えます。 (3)炭の谷ネット外に持ち上げてある薪の車道への運び降ろしは、できる範囲で行います。 (4)イノシシ獣害対策はイノシシ対策チームを中心に行います。
(5)御陵の谷の観察路上部の小低木の伐採は調査グループ中心に行います。
3.個人活動から公式活動へ この秋の作業の対応に伴い、これまで個人活動として実施していた、調査活動及びイ ノシシ獣害対策活動は会の公式活動とします。
当会は今後も、状況の変化を見ながら適宜対応を変えていきます。コロナウイルス感 染の危機は常に存在します。引き続き皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
4.感染拡大予防 作業日当日は、活動の基本として次のようにいたします。 (1)出かける前に体温を測り、ゲート集合時に体温を受付者に報告する。平熱以上の場合 2 / 2 は参加を取りやめる。 (2)マスク着用を原則とする。 (3)車への乗車前後に手の消毒をする。 (4)車の窓を開け換気をよくする。 (5)三つの密を避ける。@密閉空間、A密集場所、B密接場面。
5.秋の作業日程等計画 (1)日程 10 月 17 日(土)、10 月 28 日(水)、11 月 8 日(日)、11 月 15 日(日)、11
月 29 日(日) *作業の進捗をみて活動終了日を決める。 (2)集合 9 時:小塩山林道ゲート前 8 時 30 分:境谷センターバス停 (3)作業は
・各谷の観察路沿いの枯木やかかり木の危険木の処理 ・炭の谷・Nの谷の笹など観察路沿いのみ刈取りと搬出(観察路沿い3m範囲) ・Nの谷のウリハダカエデ試験区の抜き取りと搬出
・各谷の防獣ネット点検・修理・補強とセンサーカメラチェック ・御陵の谷の観察路上部の小低木の伐採と搬出 ・炭の谷に積み上げた薪の車道への運び降ろし
*作業は当日参加者人数や人員構成及び進捗状況を勘案し、リーダーが当日に適宜決定 する。 (4)持ち物 弁当、飲み物、手袋、マスク、消毒液、(あればノコ、鎌)、味噌汁・コーヒーのカップ は必ず持参して下さい。忘れた方は飲めません。 ゴミは各自持ち帰り。(5)各担当(担当が不参加のときは適宜交代する) ・Gメールで参加案内発信 (坂梨、伊藤) ・参加者集計一覧と配車計画及び現地配車 (伊藤、吉野)
・各谷の危険木の処理 (中河、井澤) ・御陵の谷の手入れ作業関連班長 (吉野、深瀬、近藤き、大庭) ・炭の谷に積み上げた薪の車道への運び降ろし
(岡島) ・防獣ネット点検・修理・補強関連班長 (中山、岡島、槻木) ・センサーカメラ・爆音装置・唐辛子液噴射装置関連 (中川光、大田喜) ・記録写真
(吉野、岡島) ・コンロ・ガスボンベ・水・味噌汁等 (槻木、小森) ・作業日報 (原則として当日のリーダー) ・作業道具手入指導等 (吉野、中川光)
・消毒剤、ダニ除けスプレー手配 (大田喜) (6)雨の時は中止 当日午前5時京都気象台発表、京都府南部の午前中の降水確率が60%以上の場合は中止。
以上

当会が加盟している保険取り扱い会社がボランティア保険で新型コロナウィルス感染症補償に
対応することが決まりました。 当会保険担当 中山甫之まで


「新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言『解除』」への対応について
2020.7.4 発行 西山自然保護ネットワーク 代表 宮崎俊一 中河洋介 槻木勝
4月7日、国は「新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言」を出し、人と人との接触を最低7割、 極力8割の削減を要請し、「不要不急の外出」及び「三つの密
@密閉空間、A密集場所、B密接場 面を避ける」を要請しました。 その後社会経済活動の回復のため、5月 25 日に国から、緊急事態宣言が解除されました。ほとん
ど止まっていた飲食関連などの経済は徐々に動きはじめています。しかし新型コロナウイルス感染症 が収束したわけではないため、引き続き外出自粛要請やテレワークの推奨はおこなわれていきます。
登山関連では、山岳4団体も5月 25 日に第二次感染防止の指針を出しました。
西山自然保護ネットワークでは5月 20 日に「新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言への対応に ついて」を出しました。 今回、緊急事態宣言の解除を受けて、当会はどのように活動するかを検討し、「新型コロナウイル
ス感染症緊急事態宣言解除後の当面の活動ルール」を出すことにしました。 基本的には、5月 20 日の対応を基本に、ウイルス感染の防止のため、不要不急の外出を避け、三
つの密を避けることを骨子としました。
新型コロナウイルス感染症緊急事態解除後の当面の活動ルール
1.団体活動 会としての団体活動は、問題が収束するまで停止する。
2.個人活動 会の行事としての活動でなくても、個人が必要と思って取り組む調査・取り組みを止めるもの ではない。会の指示がなくても、会員個々人の活動は、会にとっては大切な活動である。ただ
し取り組むときは、計画を事前に代表および事務局長に提出し、事後に活動報告を提出するこ と。
3.調査グループ活動 4月 21 日発信で調査グループとしての活動は停止する。ただし個人調査は事前申請と調査報 告提出を条件に可とする。
4.花観察ハイキング 花観察ハイキングは中止とする。
5.秋の作業 計画は事務局会議で立案するが、作業は問題が収束するまで中止とする。 計画の事務局案は幹事にお知らせする。また事務局は予定日の 30 日前にコロナ問題の状況を 判断し、実施するか否かを決める。
6.イノシシ対策 必要に応じ侵入チェックを行い、侵入防止対をおこなう。 活動は個人活動とし、カメラでの監視もおこなう。
7.事務局会議 当面三密を避け、三代表と事務局長が検討した案をメールで送り、賛否を問う方法でメール会 議にかえる。
8.幹事会 例年7月に開催している幹事会は、議案を送付し、各議案についてメールにて意見交換をおこ ない、賛否を問う方法でメール会議にかえる。
9.活動の際は、次の点を守ること。 (1)公共交通での移動は極力避けること。 (2)自家用車に同乗する場合には、窓を全開すること。費用は同乗者分担とする。 (3)マスク着用、手洗いとうがいは必ず実施すること。 (4)少しでも体調に異変があれば絶対に参加しないこと。
付記 当会は今後も、状況の変化を見ながら適宜ルールを見直し、変更していきます。 全面解除を受けても、新型コロナウイルス感染の危機は常に存在します。引き続き皆様のご理解とご協力 をお願いいたします。
以上

「新型コロナウィルス感染症緊急事態宣言」への対応について
「新型コロナウィルス感染症緊急事態宣言」への対応について
2020.5・20
西山自然保護ネットワーク 代表 宮崎俊一 中河洋介 槻木勝
4/7、国は「新型コロナウィルス感染症緊急事態宣言」を出しました。
人と人との接触を最低7割、極力8割の削減を要請し、「不要不急の外出」及び「三つの密 @密閉空間、A密集場所、B密接場面を避ける」を要請しました。さらに5月5日に「新型コロナ緊急宣言」を5月31日まで延長しました。
西山自然保護ネットワークでも、「新型コロナウイルスの緊急事態宣言への対応」として4月20日からの花ボラ活動の中止が出ました。また調査グループでは「調査活動停止」が4月21日に出ました。
西山自然保護ネットワークでは例年、5月以降も「調査活動」「花観察ハイキング」「秋の作業」「イノシシ対策」「幹事会」「事務局会議」などの活動・行事があります。
それぞれの活動・行事に対し、以下のように決めます。
1.団体活動
会としての団体活動は、問題が収束するまで停止する。
2.個人活動
会の行事としての活動でなくても、個人が必要と思って取り組む調査・取り組みを止めるものではない。会の指示がなくても、会員個々人の活動は、会にとっては大切な活動である。ただし取り組むときは、計画を事前に代表および事務局長に提出し、事後報告を提出のこと。
3.調査グループ活動
4月21日発信で調査グループとしての活動は停止する。ただし個人調査は事前申請と調査報告提出を条件に可とする。
4.花観察ハイキング
花観察ハイキングは中止とする
5.秋の作業
計画は立案するが、作業は問題が収束するまで中止とする
6.イノシシ対策
イノシシ対策チーム二人体制で、必要に応じ観察路から侵入チェックを行う。
カメラでの監視もおこなう。
侵入形跡が見られたときは。後日、ネット修理を行う。
7.事務局会議
室内に会しての会議は当面避け、三代表と事務局長が緊急青空会議で検討した案をメールで送り、賛否を問う方法でメール会議にかえる。
8.幹事会
例年7月に開催している幹事会は、議案を送付し、各議案についてメールにて意見交換を行い、賛否を問う方法でメール会議にかえる。
9.活動の際は、次の点を守ること。
(1)公共交通での移動は極力避けること。
(2)自家用車に同乗する場合には、最少人数で窓を全開すること。
(3)マスク着用、手洗いとうがいは必ず実施すること。
(4)少しでも体調に異変があれば絶対に参加しないこと。
■5月21日 付記
大阪、京都、兵庫の緊急事態宣言が解除されました。京都府の声明は「5/29を目途に、全国の緊急事態宣言の状況等を踏まえ、改めて見直しを検討する」としながら一部緩和の方向です。
当会は今後、状況の変化を見ながら適宜対応を変えていきます。
以上
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花ボラ期間のコロナウィルス対策 (4月8日付)

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